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快進撃のサッカーブータン代表、監督は”最下位チーム請負人”の日本人だった!!

 先日、W杯一次予選でFIFAランキング最下位にも関わらず、見事スリランカを下して2次予選進出を果たしたサッカーブータン代表ですが、なんと監督は日本人の、築舘範男さんが勤めているそうです。築舘さんとはいったいどんな経歴を持った人物なんでしょうか?

 

愛知県立豊田西高校卒業後トヨタ自動車工業に入社、当時日本サッカーリーグJSL)2部所属の同社サッカー部に入部。その後、同部コーチを経て1992年に同部を母体とした名古屋グランパスエイトのトップチームコーチに就任。ユース強化責任者、スカウトを経て日本文理大学附属高校、清水エスパルスユースの監督を歴任。2005年2月よりグアム代表監督に就任。2010年の東アジアサッカー選手権予選では初戦のモンゴル戦に勝利し、FIFA加盟国・地域から初勝利を挙げた[1]。2勝1分で予選大会優勝を果たし、FIFAランキング最下位(201位タイ)であったグアム代表の歴史的快挙を達成した。

 

(出典)wikipedia

 

 

 選手としては日本サッカーリーグでプレーし、監督としては当時FIFAランキング最下位だったグアムに勝利をもたらす。そして今回も、現在FIFAランキング最下位のブータンに勝利をもたらす。まさに、”最下位チーム請負人”のような存在になりました。

 それにしても、今回のブータンにせよ前回のグアムにせよ、文化や環境が日本とは違うのは言うまでもないですが、指導するにしても練習環境もままならないでしょうし、そもそも選手のサッカーへの取り組む姿勢が日本の選手とは全く違うでしょうし、相当な苦労をされたと思います。そんななかでしっかりと結果を出すというのは、並大抵のことではないと思いますので、もっとメディアでも取り上げられてもよいのではないかと個人的には思います。

 ちなみに、ブータン代表監督は、築舘さん以前にも、行徳浩二さん、松山博明さん、小島一典さんといった日本人の方が努められていたそうです。これら日本人が土台を作った結果が、今回の快進撃にもつながったのかもしれませんね。

 今回ブータンが進出を決めた二次予選からは、日本代表も参加します。もしかしたら、日本とブータンの対戦が実現するかもしれません。もちろん、日本は勝利しなくてはいけませんが、ブータンも築舘さんのもとしっかりと自分たちの実力を出して、いい勝負ができるように頑張ってほしいものです。