暇人の暇人による暇人のためのつぶやき

思い立ったことをただただつぶやきます

占いが当たるのは「占いの実力」がすごいのではなく、「心理テク」がすごいだけだった!!

 みなさんは、占いを信じますか?

 私は、「占いなんか信じねーよ!」と周りには言いながらも、テレビ等で星座占いや血液型占い等が流れていると、ついつい自分の星座や血液型をチェックして、その結果に一喜一憂してしまいます。(笑)

 私の友人の中には、それらの無料で見れる占いにとどまらず、高いお金を払って占い師に占ってもらっているくらい占いにのめりこんでいる人もいます。

 その友人は、「会ってすぐに自分の性格を当てられた!」などと言って、完全にその占い師の信者の様になってしまっています。その友人のみならず、テレビなどを見ていると、しばしば「この占い師は本当にあたる」などといった情報を目にします。

 果たして、占い師は本当に一般人とは違う特別な力を持っていて、人の運命を占うことができるのでしょうか?

 いいえ、そんなことはありません。たしかに、占い師は、特別な力を持っています。しかし、その特別な力とは、「人を占う力」ではなく、「人の心理をうまく扱う力」にすぎないのです。

 

 それでは、「人の心理をうまく扱う力がある」とはいったいどういうことでしょうか?

 

 人は、誰にでも当てはまるような一般的なことを、自分だけに当てはまるものと勘違いして捉えてしまうことがある

 

要するに、「元気に振舞っていても心の中で不安を抱えている」だとか、「正しい判断や行動をしたのかどうか疑問を持つときがある」といった風に、よく考えれば大抵の人に該当すると分かるようなことでも、さも自分の事を言われているように感じてしまうのである。

http://matome.naver.jp/odai/2135624224553997901

 

 つまり、占い師は、誰でも当てはまるようなことを自信満々な顔をしながら占われる側の人に伝え、さも自分はその人のことをわかっているかのごとくふるまっているだけだったのです。占われる側も、そのことが誰にでも当てはまっていることとは気づかず、その占い師は自分のことを何でも分かってしまうと勘違いしてしまうのです。

 こうなってしまえばもう占い師の勝ち。どんな適当なことを言っても、占われている側はその占い師のことを信じきっているため、本当のことだと受け入れる。占われる側は、その占い師が心のよりどころとなるため、何か少しでも困ったことがあれば、高いお金を払ってその占い師のところへ行く。悪徳占い師(そもそも占い師自体が悪徳だと思うが)ともなると、そういった人の足元を見て、「これを持っていたら幸せになる」といって、原価がただ同然の数珠や水などを数万円~数十万円で売りつけたりもする。また、中には占い教室を開いて、その授業料として1回数十万円も取る占い師もいるそうです。

 おそらく、このような話を今実際に占い師にかかっている人にいったところで、

「私の相談している占い師はそんな悪い人ではない」

 という人がほとんどでしょう。それはそれでいいと思います。どんなに高いお金をむしり取られていても、自分がそれで心の平安を得て、納得しているのですから。

 ただ、もし私が何か悩みがあり、相談したいようなことがあるとしたら、高いお金を払って見ず知らずの占い師という名のおじさんやおばさんなんかに相談せず、飲み代を出して気心知れた友人に相談することを選びます。

 占いは、テレビやネットなどで無料で見れるものを遊び半分で見て楽しむくらいにしておくくらいがちょうどよいのではないかと思います。