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「五郎丸」の由来は?「小鳥遊」と書いてなんて読む? 日本の珍しい苗字

突然ですが問題。以下の漢字の読み方を答えてください。(全て苗字です)

(100点満点)

 

レベル1(4点)

① 五郎丸  

レベル2(12点)

② 小鳥遊

③ 一

④ 九

レベル3(20点)

⑤ 四月一日

⑥ 六月一日

⑦ 八月一日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

回答

 

 

① ごろうまる (全国順位 8288位、全国人数 約990人)

 

 こちらは今や日本人なら誰でも答えられるでしょう。

 この姓は現福岡県北部である筑前国那珂郡五郎丸が起源であるそうです。石などのごろごろしている場所や川、山などの石の多い場所、五郎という人物の居住地、開拓地が由来とされているそうです。

 また、福岡以外にも福井県には太郎丸~五郎丸の地名があるそうです。

 ちなみにラグビー五郎丸歩選手は福岡県福岡市の出身だそうです。

 

 

② たかなし (全国順位 56750位 全国人数 約30人)

 

 由来は、高梨からの転化。清和天皇の子孫で源姓を賜った氏(清和源氏)井上氏流の名族。信濃国高井郡高梨邑を領した高梨盛光が、長男に高梨、次男に鳥楽(たかなし)、三男に小鳥遊、四男に仁科の姓を与えたことから。

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 だそうです。

 また、小鳥遊が「たかなし」と読まれる理由は、

・小鳥が遊べる→天敵(鷹)がいない→鷹無し(たかなし)

 だそうです。まるで大喜利のようなよく考えられた姓ですね。

 

 

③ にのまえ (全国順位 14785位 全国人数 約390人)

 

 語源は、一の村、一の坪、一の庄などの当て字とされ諸説ある。近年、熊本県や福岡県、新潟県などに多数みられる。

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 だそうです。読み方の由来は単純に数字の「一」は数字の「二」の前だからということだそうです。読み方としては他に「いち」「かず」「はじめ」「よこいち」などがあるそう。これらの中の「いち」以外の読み方を答えられた人は、半分の6点加点としよう。

 

 

④ いちじく  (全国順位 51848位 全国人数 約40人)

 

 単純に数字の「9」が一字で書けることから「いちじく」と読むそうです。

 村内や軒数などの地名に由来すると言われているそうです。現在も新潟県や長野県に少数見られるそうです。

 

 

⑤ わたぬき  (全国順位 91206位 全国人数 約10人)

 

 春になったら綿の入った衣の綿を抜くことからこのように読まれるらしいです。

 しかし10人とは言えこんな珍しい苗字の人が日本のどこかに存在しているとは、、、

 

⑥ うりわり  (全国順位 不明 全国人数 不明)

 

 大阪府の「瓜破」の地名が生まれ、天神信仰からこの姓ができたとされているらしい。読み方は、六月の初旬は瓜の実が割れる頃であるということから、六月の初旬=六月一日=「うりわり」とのこと。現在この姓の人が存在しているかは不明。

 ちなみに、「六月一日」は他にも「むりはり」「くさか」とも読むらしい。このいずれかを答えられた人も、そのまま正解としよう。

 

⑦ ほづみ   (全国順位 35201位 全国人数 約80人)

 

 穂積氏の異形であり、旧暦「八月一日」に実る稲の「穂」を「摘み」贈る風習が語源であるそう。

 ちなみに他にも、「はっさく」「やぶみ」などとも読むらしく、当然このいずれかを答えられた人も正解とする。

 

 

 

 

 

 さて、あなたは何点取れましたか?ちなみに筆者は「五郎丸」の5点と「一」を「はじめ」と読んだ6点の合計11点に終わりました、、、

 ちなみに日本の姓の種類は約30万あるそうで、世界で第二位だそうです。(一位はアメリカで、100万種以上)

 これだけ種類があるのですから、まだまだ珍しい姓がたくさん隠れてることでしょう。また珍しい姓を見つけ次第、お伝えしたいと思います。

 それでは今回はこの辺で。