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暇人の暇人による暇人のためのつぶやき

思い立ったことをただただつぶやきます

「大学社会」を分析してみた

 子供でもなく、大人でもない。日本の大学生とは、非常に不思議な存在である。

 そんな不思議な存在の集まりである大学には、不思議な「大学社会」というものが存在する。その「大学社会」を、某有名私大をモデルに、簡単に分析してみた。

 

 

グループの分類

「大学社会」には、大きく分けて4つのグループに分類することができる。

「イケイケグループ」、「普通グループ」、「オタクグループ」、「ボッチ」

 

イケイケグループ

・学生団体、激しいオールラウンドサークル・飲みサークル・テニスサークル等に所属

・常に男女入り乱れたグループで行動

・仮に一人で行動していても、キャンパス内を1分も歩けば何人もの知り合いに出会う。

・休日は同グループの友人はもちろん、合コンやイベント等、積極的に他大学の人とも交流を持とうとする。

・グループ外の知り合いも多く、普段授業に出席していなくとも、単位は取れる。

ツイッターフェイスブック、インスタ等、SNSの友人が非常に多く、投稿すれば必ず何らかの反応が返ってくる。

・学生起業家や、ネットワークビジネスを行っている人も、この分類に入る

 

普通グループ

・あまり激しすぎない、ごく一般的なサークルに所属。

・サークルに未所属でも、同じ学部にある程度友達がいる。

・キャンパス内は主に同姓の友人と行動。

・休日は、同サークルの仲間(男女含む)と遊ぶことが多い。

・基本授業には出席。仮に欠席することがあっても、その穴埋めをする友人がいる。

SNSの繋がりは、ある程度広い。

 

部活系グループ

・本気で勝ちや賞の取得を目指す、「部活」に所属。

・同グループの繋がりが強いばかりでなく、他のグループからも重宝され、広い交友関係を持つ。

・キャンパス内は基本同じ部活の人間と行動。

・休日も基本同じ部活の人間と行動。

・活動が忙しく、授業に出られないことも多々あるが、部活をやっている特権で、授業に一切出なくても単位をくれる授業もある。

・特に男子は異性から重宝され、彼女持ちが多い。

SNSの繋がりは、かなり広い。

 

オタク系グループ

・アニメ系、アイドル系、歴史系、囲碁将棋系等、いわゆる「オタク系」のサークルに所属。

・他グループとの繋がりはほとんどないが、同グループ内での繋がりは非常に強い。

・自動的にクラス分けされる授業や、ゼミ等ではボッチになるが、キャンパス内では以外にもボッチになる時間は少ない。

・休日は基本家で趣味に没頭することが多い。

・授業はまじめに受ける為、成績は非常に良い。

・女子の場合、仮に容姿が悪くても絶対数が少ない為、非常に重宝される。(いわゆるオタサーの姫)

SNSの繋がりは、狭くて深い。

 

ボッチ

・サークル、ゼミ等に未所属。

・バイトや高校時代の友人等で充実した生活を送っている人も含む。(あくまで「大学社会」の話であるため)

・授業は基本一人か、入学当初に頑張って声をかけた同類の人間2人で受ける。

・ボッチといえども、クラス分けされた授業等で顔見知りはおり、その顔見知りに一人でいられるところを見られたくないがために、昼休みも学食を利用できない。

・友達がいない為、本来なら授業に出席しなくてはならないが、学校に言っても楽しみが無い為授業をサボリがちになり、多くの単位を落としてしまう。

・授業をまじめに受けているボッチの場合、テスト前限定で友達が増える。

・休日はバイトをするか、バイト仲間や昔の友人と遊ぶ。

SNSのつながりが100人前後

 

 

グループ内の役割

 

 続いて、グループ内の役割を見ていこう。それぞれのグループ内(ボッチを除く)には主に「中心キャラ」、「普通キャラ」、「いじられキャラ」、「嫌われキャラ」の4つに分けられる。

 

中心キャラ

・そのグループ内を取りまとめるキャラである。

・人望が厚く、グループ内で絶大な信頼を得ている。

・基本的に場を回すことが多く、人をいじることが多い。

・グループ内で何か問題が生じたら、すぐに解決へ向けて行動を起こす。

・よく相談を受け、グループ内の事情に精通している。

・仮に自分に問題が起こっても、周りが進んで手助けをしてくれる。

 

普通キャラ

・そのグループ内での標準的なキャラ。

・中心キャラにはいじられ、いじられキャラはいじる。

・空気を読むことがうまく、TPOにあった行動をとる。

・グループ内での問題が起こった場合、普通キャラの多数決によりその後の方向性は決まる。

・「普通」からズレた行動に敏感で、普通キャラの中から「普通ではない行動」をするものが現れると、周りの「普通キャラ」と協力してすぐに嫌われキャラまでに脱落させる。

 

いじられキャラ

・そのグループ内でいじられるキャラ。

・「愛されているいじられキャラ」と、「ただ利用されているだけのいじられキャラ」に分類される。

・自分の能力が無い為、いじられることで自分の存在意義を見出している。

・「中心キャラ」や「普通キャラ」にいじられることは好むが、「嫌われキャラ」からいじられることをひどく嫌う。

・「愛されるいじられキャラ」の場合、実は裏での発言力が一番強く、「中心キャラ」でさえこのキャラに嫌われれば、一気に「嫌われキャラ」へと降格させることができる。

 

嫌われキャラ

・そのグループ内での嫌われ者。

・そのグループにそぐわない行動、思いやりのない行動をすることにより、周りから嫌われる。

・個人的な遊びには誘われず、グループと関われるのはグループの正式な活動のときのみである。

・一度このキャラになったら、自分以上にひどい人間が現れるか、自分のことを一番嫌っている人間がそのグループから脱退しない限り、このキャラから抜け出すことはできない。

 

 

それぞれのキャラに必要な能力

 

次に、それぞれのキャラに必要な能力を見ていこう。

※下図の記号の意味 

◎優れている 〇普通 △あまり優れていない ×劣っている - 問わず

 

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 この図表の見方は、記入された能力以上が必要であるということである。たとえば、部活系グループの中心キャラの「おしゃれ」の項目は△となっているが、これは普通より少しダサい程度以上のおしゃれができればよいということである。

 全グループに共通して言えることは、嫌われキャラはたとえどんなにコミュ力、おしゃれ、容姿で優れていても、思いやりが無ければその時点で嫌われてしまうということである。仮に非常にコミュ力に優れていたら、初めのうちはたくさんの友人ができるだろうが、数ヵ月後には思いやりの無さがバレ、どんなうまい言葉で飾ろうが周りからは信頼されなくなり、嫌われ者になってしまうのである。

 

4月からの新大学生へ

 まず、4月からの新大学生には、大学生活を有意義に過ごすため、どのグループに属したいかを決めてもらいたい。これまでの記述から多くの誤解を生んだかも知れないが、決してグループ間に優劣は無いのである。イケイケグループに所属して多くの人と知り合うことはもちろん素晴らしいことだが、あえて「ボッチ」となり、勉学や学外活動に勤しみ、大きな成果を挙げることも立派な大学生活である。一番いけないのは、下手に背伸びをして、自分とは全く会わないグループに無理やり所属することである。たとえば、オタクグループの中心キャラの適正を持った人が、背伸びをしてイケイケグループに所属したとしても、コミュ力不足から、イケイケグループの「ただ利用されるだけのいじられキャラ」となってしまい、非常にストレスを抱えたキャンパスライフを送ることとなってしまう。身の程を知り、オタクグループに入れば、中心キャラとして非常に充実したキャンパスライフを送れているはずだ。

 つまり、これから大学生になる人は、まずは

・自分の送りたいキャンパスライフと近いグループを探す。

・自分の現状の能力を見極める。

・自分の理想のキャンパスライフのグループと、自分の能力のギャップを考慮し、自分の所属すべきグループを決める。

 ということを行うべきである。理想と現状の能力の差が少なければ、努力次第で埋め合わせことはできるだろう。特に「おしゃれ」と「おもいやり」は自分の心がけ次第で何とでもなる。

 無駄な4年間を送らないためにも、受験が終わり肩の荷を降ろしているこの時期にこそ、この「大学社会」について学び、有意義なキャンパスライフを送って欲しい。