徳永英明、モヤモヤ病再発から完治
徳永英明が、16日、モヤモヤ病から回復した姿を大勢のファンの前に見せた。モヤモ
ヤ病は数年前に一度治療しており、今回は2度目の治療だった。今年はデビュー30周
年に当たり、回復した喜びに加え、アニバーサリーであることの嬉しさも、かみしめて
いるように伺える。
彼のモヤモヤ病は、多くの方に知識と恐怖を与えるが、変わらない歌声を聴くことで、大きな安心感を与えてくれる。発病しても、こんな風に完治できる病気なのだと。
モヤモヤ病とは?
徳永英明のモヤモヤ病とは、脳の血管の形成の病気だ。太い血管が作られていくはず
の所に、細い血管が数本作られてしまう。そして、その枝分かれした血管が、次第に増
えていくのだ。この脳をレントゲンで写すと、モヤモヤと曇ったように写り、その様子
からモヤモヤ病と呼ばれている。これは、体質によって発病するもので、一度発病する
と、再発する可能性も高い。
病に立ち向かう徳永英明
彼は、この病気に向き合い、大きな手術を受けた。血管が増えていくことで、血流に
不具合が生じ、治療が必要になる。この日は、その傷を隠すために大きなニット帽をか
ぶっていた。ファンに回復した姿を見せながらも、この傷のことに触れた話をするな
ど、大きな病気だったことをうかがわせる。
彼はファンへ、応援してくれている感謝の想いを込めて、ヒット曲などを熱唱した。
声の伸びは変わらない。今までと同じ響きだ。しかし、彼が言ったように、体力が落ち
てしまっていることは、声のインパクトの減少から感じられた。
大病から復帰し、この一年をアニバーサリーの年として活躍することが、待ち望んだ多くのファンに期待されている。あの特有の声が、これからも多く流れるだろう。