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紗栄子、熊本に5百万2千円寄付するも、SNSに投稿して批判受ける!! 広がる「嫌いな芸能人叩き」

 先日起きた熊本地震において、甚大な被害を被った各地域へ自衛隊が炊き出しや救助に向かっているが、著名人もぞくぞくと行動している。

 しかし、一部著名人の被災地への行動が、物議を醸している。
 なかでも今物議を醸しているのが、タレントの紗栄子義援金として5百万2千円を寄付し、そのことをSNSに投稿したというもの。

 これに対してインターネット上では、「わざわざ言うものではない」「売名」などと批判を受けている。

 今回の紗栄子に限らず、最近はやたらと「嫌いな芸能人叩き」が行われている。

そもそもなぜこのような行為が当たり前の様に行われるようになったのか?

 

SNSの普及

東日本大震災の時にはこうした声があっただろうか。

今何故こんなに何に対しても「不謹慎」と言われるようになったのだろうか。

まず考えられるのはスマートフォンが普及してきているのに比例して、SNSを利用す

る人が大きくなったからであろう。

今回の紗栄子以外の芸能人も炎上と呼ばれる火の元のほとんどがSNS発信である。

SNSとは芸能人とファンの距離が近い交流の場であったはずだが、今は嫌いな芸能人

の発言を監視する場になっているのではないか。

自撮り写真を載せるだけで批判を受け、笑っただけで炎上するのは御門違いな気もする。

 

「批判的な意見」を欲しがるマスコミ

 何かを表現すれば、否定的な意見や、クレームを出す人は少なからずいる。そして、

その批判的な意見を助長しているのは、肯定的な意見より、否定的な意見の方を積極的

に取り上げるマスコミの存在であるのではないだろうか?

ここ最近のテレビ番組やCMへのくだらないクレームなども、マスコミは「待ってまし

た!」と言わんかのごとく、大々的に取り上げている。

 一般的に、批判的な見方をする人は自己顕示欲が強い為、そのようにマスコミで取り

上げられることにより自分の欲望が満たされ、更なる批判へと続くのではないだろうか?

 

緊急時こそ影響力のある有名人の発言が必要!!

 有名人が何かを表現する時に、最低限のモラルを守るのは当然だが、表に出る人は言

いたい事、表現したい事をしっかり示して欲しいと思う。ごく一部の否定的な意見を取

り上げて、それが全てであるような謝罪や自粛はして欲しくない。お金をたくさん稼い

で、所有している人が、困っている状況に陥った人に寄付をする事に何の問題があると

いうのか?金額を示す事に何の問題があるというのか?

 

 実際に震災に遭わられた方にとって、義援金は本当にありがたいものであるのは間違

いないし、著名人から震災に対して応援の言葉を投げかけてくれるだけで、笑顔を見ら

れるだけで元気になる方も沢山いるはずだ。

 何かにつけていちゃもんを言い、喋らなくさせるのはいかがなものかと思う。芸能人

の言葉の影響力は大きい。その分責任は大きい。だが、今回は芸能人だからこそ声をあ

げて、追随になる者があればなんの問題もない。

 

「嫌いな芸能人叩き」をしている人へ

 批判をする人は、嫌いな芸能人をたたく前に、まず「自分が何をするのか、したのか。」まずは自分の事を考えるべきであると思う。

 嫌いな芸能人を批判したところで、被災者の役にはこれっぽちも立たない。

 本当に被災者の為を思って有名人のSNSでの投稿を批判しているのなら、その批判す

る労力を少しでも被災地の役に立つことに向けて欲しい。