【自撮り棒は30年以上前から存在していた!!】自撮り棒の歴史と選び方
今や多くの若者に愛用されている自撮り棒。
そんな今時のアイテムとも思われる自撮り棒だが、実は30年前にはすでに市販されていた。
1983年に、ミノルタカメラ(現コニカミノルタ)より、「エクステンダー」といった商品名の自撮り棒のさきがけともいえる商品が販売されていた。
1983年、ミノルタがカメラの付属キットとして世界で初めて発売した。 : 実は日本生まれの「自撮り棒」その歴史がおかしくも切ない - NAVER まとめ
こちらが元祖自撮り棒の「エクステンダー」である。
形は今市販されているものと大差は無いように思われる。
しかし当時は、自撮りをする文化があまり根付いておらず、全くヒットしないまま世の中から姿を消してしまった。
さらに悲しいことに、90年代半ばには某テレビ番組で、「珍発明品」と揶揄されてしまった。
そんな哀れな発明品に転機が訪れたのは誰にも望まれず産声をあげてから約30年後。
誰もがスマホという高画質の小型カメラを持ち歩く時代となり、更にはSNSで自らの行動を世の中に知らしめる。
30年の時を越えて、自撮り棒はついに「珍発明品」から世の中に必要とされる存在となったのである。
自撮り棒の選び方
30年の時を越えて、今や「自撮り棒ブーム」といっても過言ではないだろう。
そのブームに乗っかるような形で、今では多くの自撮り棒が巷にあふれている。
しかし、それらの中には、あまりよいとはいえないものも紛れている。
たとえば、グリップの部分が細すぎて、カメラの重さに棒が耐えられず折れてしまうもの。安い材質が使われており、すぐに錆びてしまうもの。等々、、、、
巷に自撮り棒が溢れすぎるあまり、こんな良品とはいえないものに引っかかってしまう人も多いはず。
そこで今回は、初心者でもわかりやすいよう簡単に自撮り棒の選び方を紹介する。
自撮り棒の種類
大きく分けて、3つのタイプに分類できる。
①イヤホンジャックで繋ぐタイプ
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こちらは、自撮り棒についているイヤホンジャックをスマホに繋ぐだけで使用できる一番お手軽なタイプである。
面倒な設定や充電もいらず、個人的にはいちばんお勧めである。
②Bluetoothでつなぐタイプ
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こちらは、Bluetoothで繋いでいるため、イヤホンジャックタイプと比べてコードがかさばったりせず、持ち運びには便利である。
しかし、専用のアプリをインストールしたり、充電をしなくてはならないなど、少々面倒な部分が多い。
③セルフタイマータイプ
こちらは、棒自体に何の仕掛けもなく、ただ単にスマホをつけて、セルフタイマーモードにして使用するものである。
非常に原始的で、現在はほとんど使われていない。
重さ
重さは操作性に意外と関わってくる。
重すぎたら操作しにくいし、かと言って軽すぎてもすぐに壊れてしまう。
大体150g~200gが、女性でも容易に扱え、そう簡単に折れたりはしないだろう。
長さ
長さは、操作性と、撮影範囲に関わってくる。
70cmくらいだと、手を伸ばせば大体1人全身を写せる。(但し、身長が180cm以下の人に限る)
90cmくらいだと、手を伸ばして大体3人の全身を同時に写せる。
ただ、100cmを超えてくると、写せる範囲は広がるが、一般女性では中々扱いづらいだろう。
グリップ
こちらは、人それぞれの好みによる。
大きく分けて、スポンジタイプ、ゴムタイプ、プラスチックタイプに分かれる。
自分の握りやすいものにすればよいが、スポンジタイプはどうしてもすぐにぼろぼろになってしまいがちだ。
おすすめの自撮り棒
以上のことを踏まえて、個人的におすすめする自撮り棒を何点か紹介する。
セルフィースティックセルカ棒有線式
こちらは、ケーブル接続タイプで充電や面倒な設定不要。グリップが太く、さらにアルミ製で軽く、操作性が非常に良い。
価格も2000円前後で購入できる為、非常にお得である。筆者が胸を張ってお勧めできる品である。
2016年最新式自撮り棒
こちらはBluetoothタイプで、設定や充電等が少々面倒だが、こちらの商品の特徴はなんと言ってもライトがついており、夜間や薄暗い場所でも自撮りができてしまうというところである。
価格も2000円前後とお手ごろな為、先ほど紹介したケーブル接続式のものと同時に購入し、状況により使い分けるのも良いかもしれない。
少々長くなってしまったが、初めて自撮り棒を買う人、今まで買ったものがあまり良いものではなかった人は、是非参考にして欲しい。