偽札
とある町の衣料品店で、とある客が46ドルの服を買い、50ドル紙幣を差し出した。
店の主人はあいにくつり銭がなかったので、隣の雑貨店で50ドル紙幣を両替してもらった。
その後、衣料品店の主人は、その両替してもらったお金から4ドルのお釣りを客に支払い、客は店を後にした。
客が帰ってから1分後、雑貨屋の店主が衣料品店に飛び込んできて、50ドル紙幣が偽札であったと激怒した。
調べてみると、そのお札は本当に偽札であり、どうやらさっきの客は意図的に偽札で支払いをしたらしい。
客はすでに帰っているため、仕方なく衣料品店の店主が50ドル紙幣を弁償することとした。
さて、ここで問題。
衣料品店は、今回の出来事で、いくらの損失がでただろうか?
※客はその後逃げ切り、捕まらなかったものとする。
1、54ドル
2、100ドル
3、46ドル
4、50ドル
5、4ドル
【考え方】
まず、今回の損失と考えられるものは、偽50ドルの弁償代、46ドルの洋服代、4ドルの釣銭である。
しかし、偽50ドルの弁償代は、そもそも衣料品店が雑貨店に両替してもらった50ドルを返すだけであり、損失はない。
つまり、実際の損失は、46ドルの洋服代と、偽札に対して支払った4ドルの釣銭だけである。
答え
50ドル