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流経大柏ラグビー部監督、体罰で解任。「真剣さに欠ける」と部員の胸を突く 、、、え、ちょっと待て、それだけで体罰?

 今年度の全国高校ラグビー大会に20年連続22回目の出場を果たした名門・流通経大柏高(千葉)の松井英幸監督(53)が、部員に体罰を行ったとして、1月31日付で監督を辞任することが29日、分かった。併せて退職する。同校の植村宣教頭(59)は「あってはならないこと。再発防止に努める」と認め、すでに県の学事課には報告済みという。

 体罰があったのは全国大会開幕を翌日に控えた昨年12月26日。宿舎での夕食後、3年生部員の1人を「真剣さに欠ける」との理由で、胸を突く行為があったという。部員にケガはなく、大会ではメンバー入りしたが、同29日に関係者の通報で行為が発覚。1月1日の3回戦で敗退後に学校側が聞き取り調査をしたところ、松井監督が「それが暴力行為であるとすれば、間違いなく行った」と認め、その場で辞任を申し出たという。

 松井監督は熊谷工高、日体大を経て、1985年の同校創立とともに赴任し、ラグビー部を指導。10、11年度には高校日本代表の監督を務めるなど手腕を発揮した一方、13年2月にも部員への体罰が発覚し、一時的に謹慎していた。

引用元 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150130-00000001-spnannex-spo

 

 うーん、体罰って一体どこからが体罰なのでしょうかね?この記事の内容を見る限

りでは、ただ胸を突いただけで、けが人は誰もいない。さらに、これから全国大会と

いうことで、気を引き締めさせるために行ったという。これは部員を全国大会で勝た

せるためにあえて自分が鬼となり、部員を奮起させただけのようにも思われます

が、、、まあ内部の者にしかわからない事情もあるでしょうし、ニュースの記事しか

見ていない私がとやかく言うことではないのでしょう。

 それにしても、最近は少し”体罰”という言葉を軽々しく使いすぎてはないでしょう

か?ちょっと怒鳴られたら体罰。ちょっと嫌なことを言われれば体罰。そんなことで

は、しっかりと教育をしてくれる指導者も減っていってしまうのではないでしょう

か?指導者もみな、それぞれの生活があります。しっかりとした指導をしようとした

あまり、少し厳しくしかっただけで体罰とみなされ、職を失ってしまってはたまった

もんではありません。指導者は生徒の成長を一番に考えているといいますが、それは

自分や家族の生活があることが前提であって、当然自分や家族の生活が一番大切で

す。そのため、これだけ過剰に”体罰”という言葉が乱立している今、「職を失うくらい

なら適当に優しく指導すればよい」といった考えの指導者が増えていき、真の指導者

がいなくなってしまうのではないでしょうか?さらに、そのように適当に育てられた

生徒たちは、そのように適当に育てられたあまり、その後もひ弱で適当な人間に育

つ。そしてその世代が指導者になるころにはさらなるひどく適当な指導を行う、、、

などといった、負のスパイラルが生まれてしまうのではないのでしょうか?

 もちろん、自分の感情に任せて、むやみやたらに傷つける様な本当の”体罰”は絶対に

行ってはいけません。ただ、生徒の成長を思い”厳しく指導”することは大切なことであ

ると思います。たしかに、”体罰”と”指導”の線引きは難しいものがあると思います。し

かし、最近はあまりにも”体罰”という言葉を軽々しく使いすぎている感は否めない。そ

のようなことをこのニュースから感じました。

 


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