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「ドラえもん」に負けるな!

 2013年から14年にかけて、米googleや中国のBaiduなどの大手IT企業が企業買収や研究開発に巨額の投資をした技術がある。それが「ディープラーニング」だ。

  これは、人間が自然に行っている学習能力と同様の機能をコンピュータで実現しようとする「機械学習」の一種。人の脳神経系をモデルにした情報処理システム「ニューラルネットワーク」を発展させたもので、画像認識や音声認識に優れる。たとえば猫の写真を何点も見せると、まだ見せていない種類の猫も「猫だ」と認識できるようになる、より人間に近づいたAI(人工知能)である

 東京大学大学院工学系研究科准教授の松尾豊氏は、「AIがディープラーニングと身体性(行動ができること。ウェブ上を含む)、それから記号操作(言語の扱い)などができるようになると、「知能アルゴリズム」の相当な部分まで実現されてくる」と話す。これが進めば、ホワイトからの仕事を代替するような技術へと発展することは間違いない。

 

PRESIDENT 2015.2.16 人間の仕事は人工知能に奪われてしまうのか

 

  これは、ますます「ドラえもん」が現実に現れる日が近づいているということでしょうか?なんだか非常にウキウキする夢のある話ですね。(笑)

 しかし、「ドラえもん」が現実のものになるということを冷静に考えてみると、ウキウキしてばかりはいられないように思えます。記事にもあったように、ロボットが人間と同じような働きをすることにより、人間の仕事が奪われてしまいます。ロボットは人間よりはるかに多くの物事を記憶できるでしょうし、人間よりはるかに長い時間働き続けることができるでしょう。そのため、余程突出した能力を持っている人間以外は、すべてロボットで代用することができ、それにより人間の職は失われ、世界中が失業者であふれるといった事態に陥ってしまうかもしれません。

 「ドラえもん」が私たちの世界に現れるのはまだまだ先の話なのかもしれませんが、いつ「ドラえもん」が現れてもいいように、個人個人がロボットには代用することのできないような能力を身に着けておくべきであるということは言えるでしょう。

 

 ちなみに、ロボットに仕事を奪われる可能性の高い職業のベスト3は、

 電話営業、保険契約査定者、注文受付スタッフ

 反対に、ロボットに仕事を奪われる可能性の低い職業ベスト3は、

 SE、内科医と外科医、人事マネージャー

 

 だそうです。しかし、ロボットに仕事を奪われる可能性の高い職業でも、おそらくロボットが代用できる部分は基本的な部分のみでしょう。そのため、常日頃か普段行っている仕事に人間にしかできない付加価値をつけることを心がけることが、「ドラえもん」に仕事を奪われないための第一歩となるでしょう。

 


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