暇人の暇人による暇人のためのつぶやき

思い立ったことをただただつぶやきます

募金の大部分は出演者のギャラに? 疑惑だらけの24時間テレビ

 今年もやってきました24時間テレビ。

 サンプラザ中野君のランナー、出演者全員でのサライの大合唱を聞くと夏の終わりを感じる方も多いのではないでしょうか。

 しかし、そんな夏の風物詩と化している24時間テレビですが、ネット上では様々な批判的な声が上がっています。

 

1 チャリティー番組なのに出演者がギャラをもらっている

 

 通常チャリティー番組の場合、出演者はボランティアで出演して少しでも経費を減らし、その分を募金に当てるなど番組の本来の目的を果たすこと専念します。アメリカを始めとした世界中の様々な国でも、24時間テレビのようなチャリティー番組は存在しますが、それらのほとんどは出演者はノーギャラで出演しております。外国のメディア関係者はこの事実に対して驚きを隠せないようです。

 

2 ギャラの額がものすごい

 

 チャリティー番組でギャラが出るということ事態疑問なところですが、さらにその金額がものすごいことになっています。

 

メインパーソナリティー 嵐……5,000万円
特別ドラマ主演 嵐・大野智……+500万円
チャリティマラソンランナー 森三中大島美幸……1,000万円
チャリティパーソナリティー 上戸彩……500万円
総合司会 羽鳥慎一……500万円

▼カラオケメンバー
加山雄三谷村新司クラス……200万円
その他(懐メロ歌手、芸人)……10~100万円

http://news.livedoor.com/article/detail/7938188/ 

 

 「チャリティマラソンランナーは世界陸上のマラソン優勝者よりも稼いでいる」という皮肉があがるほどのものすごい額のギャラが支払われています。ギャラの総額だけで番組内で集まる募金の総額に迫る額になってしまいますね。

 

3 ギャラの出所は募金から?

 

 こんな記事がありました。

 

さーて、何故上記のような前文を書いてしまったのか。

今回、取り上げた24時間テレビが我々の想像とはかけ離れた場所にあるからです。

というのも、募金協力者の人は知らないでしょ?

募金の中からギャラが発生してるってこと。

 

24時間テレビは最大規模の募金詐欺

 

 この記事によると、集めた募金の大半は出演者のギャラ、その他スタッフ等の人件費等の経費に当てられ、本来の目的には使用されていないとのことみたいです。さらに、この手の番組は優良なスポンサーがたくさんつくため、スポンサー料でがっぽり稼ゲルトのこと。もしこれが事実なら、チャリティーという建前の元心優しい視聴者から金を巻き上げる、非常に悪徳な番組であるということになりますね。

 もちろん、24時間テレビの役割としては、ただ単に募金を集めることのみではありません。番組を通じて普段あまり知ることのない障害者の実態を伝えたり、障害者や出演者があらゆることに挑戦している姿を放送することを通じて視聴者に勇気を与えるなど、番組の内容としては非常によいものであるのではないかと思います。その点、ギャラや募金の使い道などで非常にグレーな部分があるところが残念に思います。

 

 

 そもそも募金はグレーなものばかり

 

 ちなみに、24時間テレビの募金がグレーな物であるということを今回お伝えしましたが、これ以外にもグレーな募金を行っている団体が日本中のあちこちに存在します。

 

・ わんちゃんねこちゃんの募金

  最近よく駅前で若者2人組みで大声で募金を募っているやつです。集めたお金の71%は本来の目的以外のことに使われているという非常にブラックに近いグレーな募金団体です。今時こんな胡散臭い団体に募金するような方はまずいないでしょうが、見かけても絶対に募金をしないようにしましょう。

http://matome.naver.jp/odai/2141984786177559501

 

・ フィリピン人の募金

 都内の駅近くでフィリピン人女性が募金するように話しかけてくるやつです。表向きはフィリピンの恵まれない子供たちのための募金となっていますが、実際はその集めたお金で堂々とジュースや切符を買う姿が度々目撃されているようです。

http://matome.naver.jp/odai/2142811743199212901

 

・ 〇〇ちゃんを救う会

 

 臓器移植をするためにお金が必要とのことで、募金を募っているもの。確かに、臓器移植をするためには莫大なお金がかかります。そのため、小さな命を救うために募金を募ろうという趣旨はわかります。ただ、この類の募金団体の許せないところは、自己負担ゼロで治療費から滞在費、交通費まで賄おうといった魂胆にあります。また、募金が集まりすぎて余ったお金も通常なら他の同じように困っている子にまわすという風に使うべきであるはずなのに、「今後何かあったときのため」という名目で自らの利益にしてしまうという点が、非常にグレーな部分です。

http://zundoko.turigane.com/home/sinusinu/sinusinu.html

 

 

 とりあえずひとつ言えることは、訳のわからない募金には募金をしてはいけないということですね。募金をするなら、赤十字社国連ユニセフなど、しっかりと募金したお金がその目的に沿って使われる団体にしましょう。