後藤騎手自殺 原因はうつ病?
多くの謎に包まれている後藤騎手の自殺。前日まで歌謡ショーに行った姿をフェイスブックに投稿したり、家族と食事をとったりと、普段と全く変わらぬ生活を送っており、その原因は謎のままとなっています。プライベートで何かトラブルがあればすぐに知れ渡る騎手の世界において、後藤騎手は全くと言っていいほどそういった噂はなかったそうです。何らかの事件に巻き込まれたのではないかとも思われますが、警察等の調べでは、ほぼ自殺で間違いがないといいます。
それではいったい、何が後藤騎手を自殺に追い込んだのか?一説によると、後藤騎手はうつ病を患わっていたのではないかと言われています。しかし、後藤騎手と言えば、生前バラエティ番組で明るいキャラを見せるなど、全くうつ病を患わっている様には見えませんでした。そのキャラから周りの人間からも非常に愛され、人間関係等からうつ病が発症するほどストレスを受けていたとは到底思えません。それでは、この”うつ病説”はどこから来たのでしょうか?それは、どうやら”首”に関係あるらしいです。
「うつ病患者のほとんどが、首に何らかの問題を抱えています。頚椎捻挫など首のトラブルから自律神経障害が起き、不眠など体の不調を訴えるようになります。それがうつ病につながっていく。発作的に自殺に走るケースも非常に多い」
後藤騎手は生前、立て続けの落馬による首の負傷で悩まされていました。その負傷により、非常に大きな悩みや苦しみを抱えていたのでしょう。普段テレビの前では明るいキャラを見せていましたが、関係者によると酔った時にはその苦しさから「もう死にたい」などと弱音もはいていたそうです。そのたまりにたまった悩みや苦しみが、命日となった日に突如爆発し、自殺に追い込まれたのかもしれませんね。
後藤騎手は、競馬にあまり詳しくない私ですら知っているほどの人気騎手でしたので、今回の件は非常に残念としか言いようがありません。後藤騎手のご冥福を心からお祈りいたします。