イチローの所属先はどこになる? イチロー語録
ヤンキースをフリーエージェントになっているイチローだが、所属先が決まらない
まま年を越してしまいました。今のところ、オリオールズやパドレスが有力となって
いるそうですが、今シーズンは様々な記録達成が期待されているため、レギュラーと
して出場できるところに移籍してほしいものですね。
さて、そんなイチローですが、選手としての実力はもちろん、様々な名言を残して
いるということでも有名です。そこで今回は、イチローが今まで残してきた名言のう
ちのいくつかを紹介していきたいです。
今小さいことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道なんだという風に感じてます。
これは、2004年10月1日、誰も抜くことはできないといわれていたシスラーのシーズン通算257安打の記録を抜いた試合後のインタビューでの発言です。
イチローも本格的に野球を始めてから一流選手として世間に認められるまで15年かかっています。まだ誰からも認められていない時から目の前の”今自分ができること”をこつこつと一生懸命やり続けた結果が、この記録を生んだのでしょう。
イチローは良く生まれながらにして天才で才能があるといわれていますが、その”才能”とは、生まれながらにしてすごい技術を持っていたというわけではなく、目標に向かって小さいことをぶれずに続けられる能力のことではないでしょうか?
実際にイチローはほかのインタビューで、
「毎日血のにじむような練習を繰り返してきたから、今の僕があると思っています。僕は天才ではありません。」
と語っています。
第三者の評価を意識した生き方はしたくない。自分が納得した生き方をしたい
これは、とある雑誌のインタビューにて、
「自分の生き方で大切にしていることは?」
という質問に対しての答えです。たしかに、人に評価されることは、非常にうれしいことです。しかし、人に認めてもらいたいという気持ちが高じると、相手を喜ばすという本来の目的から離れたベクトルに向かって行動してしまうことになりかねません。人の評価というものは、あやふやなもので、ある一瞬の結果にすぎません。
つまり、そんなあやふやなものを追いかけるくらいなら、自分が納得する道を進んだ方が余程豊かな人生を送ることができるでしょう。
期待はいくらかけてもらっても構わないんですけど、僕は僕以上の力は出せないので、自分の力を目一杯出すしかないということですね
これは、2001年シアトル・マリナーズ入団が正式に決まった時の記者会見で言った言葉です。
最高の力を発揮したければ、「最高の自分に会いたい」と考えること、すなわち、今できることだけを精一杯発揮するように心がけることが、結果として最高の結果となるということが、この言葉から学ぶことができます。
僕はいつも一生懸命プレイしようとしているけど、今日は結果が出ませんでした。でも、そのことを悔やんでもいないし、恥ずかしいとも思っていません。なぜなら、全力を尽くしたからです。
これは、連続試合安打が23試合で途切れてがっかりしているか?と記者に聞かれた時の返答です。
よく、結果ばかり気にしてくよくよしている人間がいます。しかし、後悔からは何も生まれません。後悔とは、良くなかった結果にこだわる気持ちのことを言うのです。
いかに結果を単なる過程ととらえるようにするか、イチローは積み重ねてきたのです。
一喜一憂することを止め、これから起こる未来に意識を集中させ、ベストを尽くして目の前の仕事を最高のものに仕上げるためのプロセスについて工夫を凝らす。そうすれば、心の中から後悔という言葉は驚くほど簡単に消えていくのです。
このように、イチローのプレーはこういった言葉=心構えから生まれてきているのです。このほかにもイチローはたくさんの名言を残していますので、また日を追って紹介していきたいと思います。